「学習障害の中学生が入れそうな高校はあるの?」
という疑問に対して親子で動いているシリーズです。
この間に、単位制の総合高校、全日制普通科高校の説明会も行ってきました。
感触は…というと、全日制普通科高校は高校2年制から文理系に分かれて学習するようで、結構お勉強するんだな〜というイメージ。
単位制総合高校は、2年から学びたい選択授業群を選ぶのですが専門性を育てるには足りないかな…。
就職先が全日制普通科高校とあまり変わらず、サービス業中心なんですよね。
もう少し、息子に手に職をつけてくれたら嬉しい…!
ということで今回は、中2息子と、秋の工業高校の説明会に行ってきました!
文化祭の記事はこちら。
>>[中学校]学習障害の中学生が入学できる高校は?工業高校の文化祭に参加!
工業高校の秋の説明会の様子は?当日は土曜日授業です!
秋の説明会では、同じ日に体験入学があるのですが、事前に往復はがきで申し込むという類のものでして…。
ホームページをチェックした時には締め切り過ぎてました!
直前に高校に電話してみましたが、残念ながらお断りされてしまいました…。
[教訓]進学候補になりそうな学校はホームページをこまめに!定期的に!チェックしよう!
9時半集合、そこから1時間半は在校生の案内で授業見学や校内を自由に回って良い時間でした。
息子が興味を持ったのは電気科。
3年生が卒業研究で名探偵コナンでおなじみののスケートボードが作れるか検証したり、コップの水の量を調節して音階を作り、音楽が演奏できる機械を作ったりしていました。
制作する人達とパワーポイントを使ってプレゼンを作る人たちなど、分担して小グループで担当しているようです。
ついでに建築科の授業や、機械科の実習場、普通の授業の様子をぐるぐると回って見てみました。
建築科の生徒さんは、CADで図面を作っていました。
家かと思いきや…「橋脚の擁壁」だったかな…そうか…土木関係でもあるのか…。
生徒の皆さんはとても親切で、説明の途中に緊張して言葉が詰まってしまったり、いつもはうまくいくことが行かなかったりしてしどろもどろになっているのが可愛かったです。
工業高校をぐるりと見学!施設、設備も充実、学食もあるよ!
息子が特に気に入ったのが図書室!
カウンターの奥には最新のジャンプのコミックが揃っていたり、雑誌はノンノやファミ通、ニュータイプなど。
他にも、単行本は生徒がが好きそうな話題の本、ボディビル掛け声辞典(そんな本あるんだー!)に目が釘付け。
息子が大好きなライトノベルもたくさん揃っていました。
かなり新しい本が多く、古びた文学全集(失礼!ちなみに私の職場にはたくさんあってホコリを被っております)などは1冊もなかったです。
「生徒のニーズにあった図書室作り」を司書さんが積極的に取り組んでいるようでした。
私がこの図書館で一日中本を読んでいたい。
実習中の生徒さんに、手先が器用じゃないと難しいかと聞いたり、入学時の中学の内申はいくつかなど突っ込んだ話も聞けたので満足です。
高校に学食もあり、だいぶ昭和の建物ですがお弁当やラーメン、そばを食べることができそうです。
説明会では、入試の配点や、授業では2クラスを3つに分けて小グループで行われること、就職は求人数がどんどん増えて1,200社からオファーがあることなどの説明がありました。
3年間で取得できる資格の数はかなり多かったですよ!
コツコツ頑張る子には、それだけの見返りがありそうです。
建築科では、近所の小学校に出張授業も行っています。
校長以外、教頭や主任の先生がみなツナギでアナウンスしていたのが印象的でした。
さすが工業!教えているのは「先生」よりも「職人」なのかもしれませんね。
まとめ
工業高校では、就職する生徒さんが多いです。
そのため、高校3年生の11月でも卒業研究に向かって真摯に取り組む生徒さんの姿が一番素晴らしかったです。
なぜなら…私が知っている高3生は、進路が決まってしまった生徒から学校に来なかったり遅刻したり。
来たとしても授業に全く取り組まなくなり、授業が成立してない状況があるので…。
中学時点の内申は同じくらいの高校生なのに、なんでこんなに違うんでしょうね。
全日制普通科の意味を考えちゃいます。
中2の息子は、工業高校をかなり気に入ったようでした。
手先があまり器用でない…粗大運動が苦手なのが個人的には気になるんだけどねぇ。
実験レポートをよく書かされるらしく、そのあたりも書けるようになるのか心配。
動画で提出するとかそんな手段があってもいいんじゃないかと思ったりするけれど…。
しかし…フツーのお子さんなら、中3になって成績が出てからその成績で行けそうな全日制普通科高校を選んで見学に行ってすべり止めを決めて…と、早くから頑張らなくてもいいんですよね。
(私立中受験ならさらに前倒しに取り組んでいるかとは思いますけど〜)
いやはや、やることいっぱいだわ。
ではまた☆
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