「学習障害の中学生を受け入れてくれる高校はあるの?」
「子どもに合った学校を探していきたいけど、どうしたらいいの?」
学習障害の息子は中2になりました。
まずは県内の公立高校が集まる全公立展に行き、いくつか学習障害の子でも入れそうな学校を調べてみました。
>>[中学校]親子で行く「全公立展」。LDの子にぴったりの高校を見つける質問状つき
県立高校の文化祭は9月からで、しかも第一週から始まったり、一般公開が土曜日の一日だけだったりします。
とにかく、日程を確認するのがなかなか大変です。
塾に通っている場合は学校ガイドがあり、それぞれの学校の説明会や文化祭が一覧でわかるようになっています。
今回は全公立展で目星をつけた、工業高校の文化祭を見に行くことにしました。
今回は息子1人だけでなく、下の子2人も連れて。
模擬店などもあり、思いの外楽しめましたよ〜。
工業高校の文化祭は小さな子も楽しめる!モノづくり体験ができる!
県立の工業高校は…とにかく広い!
最近建て直したので、メチャメチャキレイです。
文化祭の入場門は建築家の生徒が作ったものだそうで、なかなか立派です。
これもある意味、授業の一環なのでしょう。
模擬店の屋台も、屋外にバンバン設置されていました。
なんと、建築科の生徒さんが組み上げてくれたもののようです。
普通科高校だったら、ありえんわー。
クラスでフランクフルトやチョコバナナなど販売したりもしています。
この高校は相撲部が有名なので、相撲部の生徒さんがちゃんこ鍋を販売して好評を博していました。
PTAの出し物もあったようです。
専門科目の発表では、子どもが楽しめる工作コーナーが多くて下の子も楽しめました!
建築科のコーナーでは、貝殻やビーチクラスを使って木材に張り付け、金具をつけてカギかけを作っていました。
こちらは電気科の生徒さんが取り組んでいるイライラ棒のアトラクションです。
手持ちの輪っかが銅線にぶつかるとゲームオーバーになってしまいます。
ネジなどを利用して作るストラップづくりも。
電気科の発表ではガンダムも飾られていて、ガンプラ好きの息子は喜んでいました。
逆に、クラスの出し物はグダグダだったようにも感じましたが…。
全員がやる気になって参加できるわけではないですもんね〜。
工業高校の高校生に話しかけたり、入試相談を受けてみよう
文化祭は、生徒さんと接触できる機会も説明会に比べて多いので、何かアトラクションに参加したついでに声を掛けてみると良いと思います。
子どもが興味を持った専門学科の生徒さんに、
「この学科では入学したらどんなことをするのですか?大変ですか?」
「こんなことが苦手な場合でも授業についていけますか?」
などと聞いてみるのも良いと思います。
もう少し突っ込んだ質問なら、
「中学のときどれぐらい勉強をしましたか」
「内申点はいくつくらいでしたか?」
などと聞いても、生徒さんは意外と答えてくれるものです。
お昼前にお邪魔して、ほぼ終わりの方まで子どもたちと楽しんでいられました。
合唱や吹奏楽、演劇などの文化的な発表はないものの、専門科目の発表などで輝いている高校生も多く、見ていてほっとしました。
ちなみに文化祭の時には入試関係の教員が入試相談をしている高校が多いものです。
しかし、この高校では文化祭の時にはしていないため、説明会の時に是非参加してくださいとのことでした。
まとめ
こちらの工業高校は、私が若い頃には「短ランボンタン」のいわゆる「ヤンキー」と言われる学生が多く、進学を希望する生徒はあまり多くなかったように思います。
文化祭で直接高校生の姿を見てみて、真面目に学業に取り組む生徒が多そうだと感じました。
我が息子は、既に英語の学習など絶望的!
全日制、普通科の高校に通って1日5時間や6時間机に座って理解度もそれぞれなのに一斉授業で過ごす時間の無駄さと言ったら…などと考えてしまいます。
今回は入試相談で、
「学習障害の生徒の受け入れはありますか?」
と質問することは叶いませんでしたが、なんとなく息子がついていけそうな雰囲気はあったと思います。
進学先に工業高校も候補に入れておきます!
ではまた☆
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