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[中学生]中3では間に合わない!インクルーシブ推進校の説明会に参加

「インクルーシブ推進校ってどんな高校なの?」

気になりますよね〜。

ここ最近、インクルーシブ推進をしている神奈川県立高校の説明会に参加してきました!

インクルーシブ教育とは…

○ 「共生社会」とは、これまで必ずしも十分に社会参加できるような環境になかった障害者等が、積極的に参加・貢献していくことができる社会である。それは、誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合い、人々の多様な在り方を相互に認め合える全員参加型の社会である。このような社会を目指すことは、我が国において最も積極的に取り組むべき重要な課題である。

○ 障害者の権利に関する条約第24条によれば、「インクルーシブ教育システム」(inclusive education system、署名時仮訳:包容する教育制度)とは、人間の多様性の尊重等の強化、障害者が精神的及び身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能とするとの目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組みであり、障害のある者が「general education system」(署名時仮訳:教育制度一般)から排除されないこと、自己の生活する地域において初等中等教育の機会が与えられること、個人に必要な「合理的配慮」が提供される等が必要とされている。

文部科学省より

神奈川県立高校では、インクルーシブ教育推進校を設定しています。

「インクルーシブ教育実践推進校」とは、誰もが大切にされ、いきいきと暮らせる「共生社会」をめざして、知的障がいのある生徒が高校で学ぶ機会をひろげながら、みんなで一緒に過ごすなかで、お互いのことをわかりあって成長していくことを目標にしている高校です。

インクルーシブ教育実践推進校は、これまで茅ケ崎高等学校、足柄高等学校、厚木西高等学校の3校でしたが、県立高校改革実施計画2期において新たに11校が指定され、令和2年度からは14校になりました。

「知的障がいのある生徒」とありますが、手帳の有無は問われません。

実際には、発達障害の生徒、ボーダーの生徒も通っているという噂もあります。

発達障害のお子さんを通わせている保護者の方のお話も伺いました。

インクルーシブ教育推進校の説明会に参加!

インクルーシブ推進校…位置づけが難しいですな。

  • 進学したいと思ったら中学校3年生になったら担任の先生に進学の候補に入ってることを伝える中高連携事業に申し込む
  • 高校の授業参観などに参加することでその学びがあっているか確認する
  • インクルーシブ実践推進校として城郷高校、霧が丘高校も候補に上がったら、別途見る必要がある
  • 中3の5月の終わりぐらいから連携事業が開始する。今年はコロナのため、三つの行事はまとめて9月10月に行なった。
  • 試験は面接のみ、本校志望の理由、中学での学習意欲、高校でのやる気や態度を見ます
  • 大事なことは、保護者の意思ではなく本人が進学したいか?必ず意思を固めてから入学してください
  • もっと個別に見てくれると思っていた、本人が入学を納得していないまま入ってしまった、一学年300人以上という大きな集団がダメで進路変更した生徒もいた。

インクルーシブ教育に期待を寄せる保護者からの質疑

一通りスライドを利用した学校説明の後に、 Q & A の時間が持たれました。

普段の学校説明会でこんなにQAが活発になることはないので、やっぱりお子さんの教育にとても関心を持っている保護者の方が多いんだな〜って印象です。

Q.入試で不合格になった場合、どうすればいいのか

A.不合格は一般の生徒にもあることなので、不合格だった場合は二次募集や定時制通信制などの高校を受けることになる。

Q.軽度知的障害の場合漢字の不得意がある。ふりがなは教科書などにされているのか

A.高校の教科書で総ルビのものはないので、教科担当がプリントをルビ振りしたり取り組みの中で必要なことを補足していく形になる。 

Q.色々な学校があるのでどこを選んでいいかわからない

A.インクルーシブ推進校は健常な生徒に混じって軽度知的障害の生徒が教室に2、3人いて学ぶ形をとっている。個別の対応はほとんどしていない。

他にも中学校で力が発揮できなかった生徒のためのクリエイティブスクールがある。また情緒的な課題があり、通級指導教室を併設している高校などもある。こちらは学力検査がある。

他には定時制高校、通信制高校、昼間定時制高校など、色々な形の学校があるので色々見てみて欲しい。

Q.ペア学習は必ず決まった人達とやるのか

A.ペア学習などはたまたま席の隣の右の生徒と行ったりしている。

Q.リソースルームはどのような利用されているのか

A.各学年に一つずつ教室が割り当てられている。

キャリアデザインの授業を受ける時の場所として利用している。

感情の高まりなどを想定して設置したが、今年入学した13人が利用したことはない。

Q.定期テストなどの合理的配慮はあるか

A.今年入学した生徒のほとんどが定期テストで合理的配慮を受けている。

漢字が苦手だったり、マークシートを塗りつぶすことができないなど。

他の生徒と同じ定期テストを受けるので、別問題を作るなどの配慮は行なっていない。

試験前には生徒保護者に知らせて合理的配慮を確認している。

マークシートは塗りつぶさないで丸をつけるなどの工夫も行なっている。

Q.校内でのタブレットなどの授業での使用は制限されているか

A.神奈川県立高校では wi-fi を整備して端末持ち込みで授業中も使用することができる。

もしスマホがない場合は学校のタブレットを貸しているので黒板を撮影したりするのは差し支えない。

Q.インターンはどのようなところに行くのか、キャリアデザインの授業は?

A.一学年でやっているが、12月はオンラインで行われる予定。普段はグループでやっているがコロナでなかなかできていない。

普段のキャリアデザインの授業では13人を4,5人に分けて SST などのトレーニングや PC スキル、タイピング、ローマ字入力、手先のスキルを上げるために多面体構成や革細工など。

また見通しを立てて計画性を持たせるなど。

だが、生徒一人ひとりに合ったカスタマイズはされていない。

まとめ

今年はコロナで学校説明会は中3生のみ対象の高校が多かったので、全く説明会に行けませんでした。トホホ。

私達がお邪魔した高校は、以下のような状況でした。

  • この高校は老朽化のため、改修工事が来年から行われる予定で3年間プレハブを工程に建設してそちらで授業を受けることになる。
  • とにかく今年度からインクルーシブ1期生なので教員も試行錯誤の連続である。
  • 定員21名のところ13名しか入学していないので微妙に定員割れをしている。

神奈川県立の高校ってホントボロいんですよ。

築50年近く経つのに建て替えはせず、改修で。もう、少子化で学校を新しくしようという気がないと思ってます。

うちの次男は、自分がインクルーシブ生として通うことも問題ないそうです。

ただ、我が家からはめちゃくちゃ遠くて…1時間以上かかるんですよね〜。

できれば30分ちょいで通学時間を済ませたいところです。

これからの学校の形も変化していきそうな予感がしますねぇ…。

ではまた☆

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