「家で子どもの勉強を見るのが限界に近くなってきた」
「読み書き障害専門の塾はあるの?」
上の子が小5、下の子が小3の夏休み、子どもの宿題を見ていて思ったこと。
「そろそろ、子どもの勉強外注しようかな…」
長男については、年長から二年生の夏までくもんを続けたものの、家に紙はたまるし子どもも反復練習を嫌がるしでイマイチ結果に結びつかず。
くもんのようなかなり簡単な反復練習、健常なお子さんは覚えられるかもしれません。
でも、読み書き障害のある子は単なる反復練習では何度やっても覚えられないんですよね…。
低学年のうちは、学校で通級指導や特別支援教室で面倒を見てもらってなんとか授業について行けていました。
でも、今は特に国語の読みと書字がヤバい!!
そろそろ反抗期に入ったりして、親の言うことも聞いてくれなくなりそう。しくしく。
目次
今後、なんとかしたいと思うこと、困難を感じること
今後、なんとかしたいと思うこと、困難を感じていくだろうこととして、
漢字、英語
があります。
今は試験範囲が狭く、カラー版の業者テストを100点取ってくることが珍しくはありません。
しかし…試験範囲が広くなる定期テストに慣れていなければ、中学に入っていきなり挫折することもあり得るでしょう。
療育センターより、以前から近所に学習サポートをしてくれる専門の塾があることと、最近児童放課後デイサービスも開設されたと聞き、この夏に少し話を聞いてみることにしました。
市内にある「発達に困難のある子どもたち専門」学習サポート塾で話を伺いました!
まずは、市内にある学習サポート塾でお話を聞いてみました。
子連れでもないのに、とーっても丁寧にこちらのお話を聞いてくださいました。
専門的な資格を持つ2名の方で子どもの勉強を見ていらっしゃいます。
対象は、だいたい小4から中3まで。
息子のテストや書いたものを持って行ったので見ていただくと、
「こういう字のお子さんはよくいますよ」
とのこと。
「本人は困り感ありますか?」
なぜなら、勉強ができなくて学校に行きたくない子が結構通ってくるそう。
本人が、
「困り感をどうにかしたい」
と思っている方が成果は出やすいし、通っている甲斐があるかもしれません、とのこと。
中学がやっぱり大変!
公立中学校は基本ほったらかしで、学習への細かいケアは期待できないとのこと。
偏差値関係なく私立できめ細かくみてもらえることを希望する保護者もいて、中学受験向けの勉強も受け付けているそうです。
私立ならば、学校から細かく連絡あり、丁寧に見てもらえるという期待があるとか。
ただ、本人も乗り気であったり、電車に乗るのが好きとかある程度のモチベーションは必要。
できれば、頑張らないと入れないようなギリギリの学校ではなく、部活も楽しめてなおかつ中ぐらいの成績が保てる学校へ入学するのが望ましい。
発達に困難のある子ども向け塾での学習サポートの方法は?
特性にあった特別なやり方がある訳ではない。
書字が得意になるとか目に見える成果は期待できないと思ってください。
中学で行っているのは主に予習。
授業を受ける前に次に習う内容をさらっておくと、
「あれ?これ知ってる!頭に入るし、興味が持てるかも!」
となる。
また、学校では聞きにくいこと、他の塾に入っていても聞けなかったことを聞きに来る生徒もいる。
「規則正しく民間学童に行き、そこで宿題を見てもらえている、学習支援を受けられているのなら特に問題はないのでは?」
とのアドバイスを頂きました。
本人が続けたいのであれば、続けさせてよいのではないかとのこと。
専門機関にかかった方がよいかも
いま、投薬してもらっている病院は医師の診察が3分で終わってしまうような病院なので、学習に関してのサポートはゼロ。
検査をしたこともありません。
「川崎には、ディスレクシアを専門にして診ている病院もあるそうなので行ってみては?」
と紹介されました。
>>クリニックかとう
と、面接は一時間に及びました。
お忙しいところ、申し訳ない…。
感じたこと
●息子は困り感はないから、まだ行く必要はなさそう。ただ、中学が一つのヤマなので、来年あたり英語の予習も含めて考えた方がいいかもしれない。
あと、中学卒業後の進路に関しての情報も欲しいのでお世話になることはありそう。
●何かとお金はかかるし、行動範囲も広がらないしで、できれば4年で辞めてほしかった学童。
しかし、本人は学童で宿題を終わらせることを習慣にしているならば補習してもらってるつもりで継続して通わせればいいのかも。
●予習が有効といえば、小学校で取り出しをしてもらっていた時も教科書の予習をしていたことを思い出しました。
こういう子に対しては、
「聞いたことある!」
というのが重要なんだな、と改めて理解しました。
じゃあ、普通の個別指導塾チェーンでもいいような気もする。
●個別指導との違いは、素人ではないこと、子どもの困り感に理解があること、ランダムに割り当てられることがないことがメリットかな?
お値段は週1、60分で一万五千円。
そこそこ近場といっても、電車は使うんだよね。
●「こんなこともできないの?分からないの?」
と言われるからか、聞ける雰囲気ではないからか、学校で聞けないこと、塾で聞けないことを聞きに来るというのが衝撃でした。
授業が、生徒同士で教えたり教わったりする『学び合い』スタイルだったらこういうことはないのかな?
何のための学校なのか、少しガッカリ。
まとめ
普段高校生に接しているだけに、
あと5年で、あのレベルまで到達するのかしら??
というのがとーーーーっても心配です。
そのうち、子どもが親の指導を受け入れられなくなった時のために、何ヶ所か受け入れ先を考えておくといいかもしれません。
健常ではないお子さんは特に。
いつまでも、
「健常なお子さんの学び方に近づきたい」
という考えを親が持っていては子どもにとっても良くないし、ダメなんでしょうね。
なかなか、こういう境地に達しないですねぇ~。
↓スマホに書いた落書きです
ではまた♪
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