「小学校でも通級指導教室に通っていたけれど…中学校との違いは何?」
「学習障害の生徒が通級指導教室に通うメリットがあるの?」
通級指導教室(ことばの教室)に小学校の間お世話になっていた次男も、この春から中学生になります。
小学校の通級指導教室から、6年生の秋頃に中学校の通級指導教室についての説明会の案内が配られました。
小学生と異なり、1日通うことになるなど、どのような指導が行われるのかよくわかっていなかったため、中学校の通級指導教室に説明会にお邪魔することにしました。
平日午後に開催、各地域に1つの中学校の通級説明会の様子
11月の平日午後3時頃より、通級指導教室の説明会が開始されました。
たいたい1教室に30名ほどの保護者が集まり、通級指導を担当している5名の教員の挨拶がありました。
私が住んでいる地域では、各区に一つずつ通級指導教室が設置されています。
大抵の生徒は家の近くに通級指導教室がないため、電車やバスに乗り通うことになります。
我が家の次男もそんな感じです。
中学は自力で通級指導教室に通ってもOKで、 送り迎えの必要はありません。
小学校のことばの教室では、1日1時間程度の個別での指導がありました。
>>[小学校]1年間ことばの教室での支援とK-ABCの検査結果と活かし方
中学校では、丸一日通っている中学校を欠席して通級指導教室に通うなどの違いがあります。
小学校の通級との違いとは?月1回の登校とお弁当が必要!本人の同意がマスト!
小学校の情緒の通級指導教室ではグループ指導でSSTをしていたように、中学校の通級指導教室もグループ指導がメインになるそうです。
もしかしたら、学習障害などの学力的な問題よりも広汎性発達障害など、コミュニケーション能力の問題から普通教室にいるのがしんどい生徒さんが多いのかもしれません。
うちの子は、コミュニケーションの面では特に問題ないんだよね…。
ただ、「定期テストに向けての学習方法」や、「授業の受け方、ノートの取り方」なども相談に乗ってもらえるようなので指導に期待!
通級指導教室では、アレルギー食などの対応はしていないので毎回その日はお弁当を作ることになります。
そのあたりが少しめんどくさいのと、中学校のテストや行事の前には通級指導教室の予定を入れることが難しいので結局年間10回も行くことはないんじゃないかなと思います。
また、通級指導教室の先生方が何度も強調していたのが
「小学校よりも、中学生になると本人の意思が何より大切になる」
「本人が通級指導教室に行きたいという同意がなければ通わせられません」
ということでした。
確かに、通級指導教室に行くふりをしてサボったりなんかしたら大問題になっちゃいますよね…。
まとめ
以上の話を伺ってみて、我が家では次男に聞いた上で中学校も通級指導教室に通うことにしました。
説明会のあと、12月に通級指導教室に親子で面談できる日を設定し、伺いました。
その後、年明けに通級指導教室に通うかどうか親子の決断を連絡して3月に審査があり結果が通知されます。
通級指導教室に通うことが決定しても、
- 普段通う中学校に承諾書を提出
- GW前後にまた通級指導教室の先生と保護者で面談
- 実際に息子が通いはじめるのは6月
らしいです…。
通級指導教室に通うのも、気やすめくらいに考えておくのが良いみたいですね。
ではまた☆
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