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[小学校]テスト1ケタ!読み書き、数が苦手な子どもへの3つのアクション

「あれ?思ったよりうちの子勉強できてないんじゃない?」

お子さんが就学して、徐々に学校の学習に追いつけなくなったらどうしますか?

塾に行く?

親が見る?

先生の教え方が悪い?

子どものやる気がない?

能力がない?

まずは、学校の先生方と話してみませんか。

私が取り組んだことは、

「子どもの能力に合った個別の支援をお願いする。普通教室の授業にこだわらない」

「親がガンガン動く」

でした。

小学校1年生の息子のために、私が動いたこと

夏休み前に、子どもの様子を見てまずいな…と思い動きました。

小1のテストで、1ケタの点数ってありえますか?

80%の児童は100点を取るんですよ!?

ドラえもんののび太くんでも小1のときはもう少しできたのではないかな〜?

①子どもに、授業の様子など聞く

テストを見ながら、どのくらい分からないか、どんなことが分からないのか聞きます。

今やすべての学年で取り組んでいる音読の宿題に付き合うと、漢字やカタカナのつまづきが分かりますね。

ノートを見たり、連絡帳の字を見るだけでもかなりの情報が得られると思います。

あと、授業参観!

働いているお母さんもなかなか忙しいとは思いますが、土曜参観など時間を見つけて見に行ってほしいです。

②担任の先生に、特別支援コーディネーターとの面談を組んでもらう

できれば、校長もいたほうがいいです。(私のときはいなくて、二度手間。。。)

私のときはこんな感じに進みました。

  1. 子どもの学校での様子
  2. 保護者の希望を聞く
  3. 実際にできることを考える
  4. いつまでにどうするか、見通しを立てる
  5. お返事お待ちください

この、「いつまでにどうする」をはっきりさせておくことが必要です!!!

じゃないと、いつまでもずるずると先延ばしになってしまい気がついたら進級の時期になっている…!

なんて状態を避けましょう。

③早めに国・算の取り出し授業を行ってもらうようお願いする

とにかく、低学年のうちは「もじ」と「かず」が要です。

国語と算数の取り出し授業(授業中に児童を教室から出して別室で個別指導を行うこと)ができないか、掛け合ってみてください。

大体3,4歳くらいから、数や文字に興味を持ちますね。

数がわからなければ、子ども同士の遊びやゲームにも参加できないんですよ。

どうしても普通学級にこだわりたいと言う方、よかったらこの本を読んでみてください。

テストが30点、一桁の場合は不適切なカリキュラムの中で過ごしている可能性がある。

全く分からない環境の中で一日5時間何年間も過ごすことを考えてみてほしい。

境界知能(IQ70~84)は軽度発達障害の中でもかなりの数を占め、全児童の14%に見られる。

9歳の壁において、よき教員に恵まれ壁を乗り越えれば正常知能に移行するが、恵まれない場合は知的障害レベルに下がってしまう。

基本的には教員の力量に左右される。

知能は固定的なものではなく、能力に合わせた学習が行われれば上がり、行われなければ下がる。

始めから支援学級に在籍して交流を行うほうが、(普通学級に在籍して取り出すのは通級)子どもの自尊感情も損なわれず、ついていけるようになった時点で普通学級に移行する例も多い。

(引用しながらまとめ)

マジすか?Σ(゚д゚;)

それなら、うちの長男にも望みがあるかも…!!!

何度もこの本読んで周囲にも勧めてるのに、今また腑に落ち体験が……!!!!

ただ、学校は学力をつける場所のはずなのに、学校は社会性の障害に手厚く、なぜか学力には無頓着な場合が多いんですよね。。。

うーむ。

まとめ

学力は、多くの場合小学校入学後に明らかになります。

入学前に自分の名前が読めればいいですよ、と言われても、実際に自分の名前しか読めない状態で入学するお子さんってとても少ないと思います。

50音のひらがなの読みができない場合は、要注意です!

支援級が各学校にない場合もあったり、取り出しの人員が確保できないなど…環境が整ってないことも。

エリート層を育てる教育に力を入れるべきということはよく分かっていますよ。

でも、学力がつかないために学校が嫌いになり、反・非社会的行為や犯罪により近くなってしまいがちな子どもたちにも力を入れてもらえませんかね~。

高校になってからでは…遅すぎではないんですけどやっぱり遅いんだよね。。。

少しでも、同じように悩まれている方のお力になれたら嬉しいです。

ではまた♪

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