「読み書き障害の子ども達は、普段授業でどんな振る舞いをしているんだろう」
「授業参観に行くのが実は恐怖」
私も、授業参観が楽しみではないタイプです。
普段学童に勉強を見てもらっていて、学童では
「◯◯の宿題をやりました」
としか書かれていないのよね。
現状把握のためには、学校の様子も見ておいて家でできることを考えたほうが良いので、土曜参観にはお邪魔するようにしています。
毎年6月の最終週の週末、小学5年生、3年生の息子たちの土曜参観にお邪魔してきました。
授業参観、実技科目は楽しそうだけれどもお勉強科目で私が凹む(笑)
どの教室の廊下にも、
「家に帰ったら、頑張っている子どもたちをほめてあげてください!」
って書かれていたのですが…とてもとてもそんな気分にはなれず。
とりあえず実技科目については良かったよ~って言えたものの、お勉強科目についてはなんか、もうね…。(遠い目)
まさかの、自分の子が二人とも小学校段階でつまずくなんて考えてもみなかったわけで、しかも小学校低学年からってどうして???なんで???
「子どもの強みを見つけよう!」
とルンルンしていた気持ちはずーっと向こうのどこかへ言ってしまいました。
川崎の小学校の先生はみんな若い!
川崎市の小学校の先生は、団塊の世代の退職後に採用されたためかみなさんお若い!
長男と次男、合わせて7人の先生に今までお世話になっています。
そのうち、女性6名、男性1名です。
うち、ベテランといえそうな40代の先生は2人だけ。
産休に入ったり、育休から復帰した30代前後の女性の先生が3人で、小学校は常に育休でいらっしゃらない先生が常時4、5人いらっしゃいます。
若い先生の2人のうち、お一人は新卒です。
団塊の世代の人数が多かったから採用を控えた時代があるとはいえ、もう少し世代構成はなんとかならなかったのかな…。
長男がベテランの先生にお世話になった時は結構ビシバシ指導してもらって
「漢字テストは9割取らせます!」
という、
「結果にコミットする(ライザップか…!?)」
タイプの先生なので助かりました。
実際に、3学期を迎える頃には漢字テストで9割を取って来ましたからね〜。
まあ、その後また忘れちゃうんですけども。
小学生は元気に学校に来ればいいことを最優先に考える先生が多い中、学習の結果にコミットする先生は貴重な存在でした。
お勉強科目は壊滅的…!授業参観の内容は?
小5の長男は家庭科、国語の授業を受けていました。
家庭科では、林間学校で使用する名札代わりのワッペンづくりをしていました。
玉止め、玉結び、並縫い。
こちらは学童でたまに手芸をしていたので問題なくクリアー。
国語では、カンジー博士の抜けた漢字が示されているプリントに取り組んでいました。
音が同じものだが漢字の違うものを扱った文章から推理します。
長男は早速、教科書の巻末にある今まで習った漢字を調べて書いていましたがタイムアウト。
前の席の男の子が親切に教えてくれました。
でも、早く終わった子は裏のページに問題づくりをしていて、授業中に半分くらいの子がそれも終わってましたね…。
小3の次男は体育、国語。
体育は幅跳びをしていたらしいのですが、長男の家庭科の授業で少し手伝っていたら一瞬も見ることができず残念!
次男と一緒の班だった子のお母さんいわく、
「両足揃えて着地していて上手だったよ」
とのこと。
国語では、俳句の季語について先生が黒板に書いて子どもが手を上げて答えるスタイル。
次男は最前列に座っているけれども上の空、筆箱をパカパカ開けたり閉めたりして宇宙と交信してるっぽかったです。
8割の子が手を挙げるような問いかけでも、一切手を挙げない…。
子どもの活躍、ぜひ見てみたかった(笑)。
授業について考えたこと
我が家みたいなできない子にとって、ほとんどの時間を一人で考える時間という授業はなかなかツラい時間かもしれない。
長男の授業を見ていると、漢字が長男より分からずまったく何も取り組めていない子もいました。
個人的に気になっている『学び合い』を実践している先生はいませんでした。
もう少し子ども同士が教えあうような授業だと、もっと子どもたちの活動が見えていいかもしれませんね。
それでも、小学校の授業は子どもたちの活動が見えるような授業が多かったので参考になりました。
中高に行くに従って先生のチョークアンドトークが増え、生徒の活動が減っていくのはどうなんでしょう。
ちなみに、友人のFacebookのタイムラインを見ていたら、1時間目はディベート、論拠よりもわかりやすさが優先され、次の時間は道徳で江戸しぐさだったらしい…。
ええー!江戸しぐさやってるんですか!!!
まだまだ教科書に載るレベルなの?
読み書き障害とはまた別のお話ですが、学校は善意のトンデモが気がついたら入り込んでいることがあるので要注意ですね。
まとめ
小学校に学力をつけてほしいなどの過剰な期待はしておらず、長男も
「友達に会いに行ってる!!」
って言ってます。
次男については、長男と同じく心配が出てきました。
週末、普段は学童にお願いしている教科書の音読をさせてみたところ、小学校2年生の漢字がことごとく読めず。
ものすごくガッカリ。
イラスト漢字カードの意味ないんじゃ?
あれだけ取り組んでも、こんなに漢字が読めないとは…。
たとえば、
足元、後ろ、後から、頭、米、近い、遠い、思い、って、これ全部1,2年で習う漢字ですよね??
これだと、文章や本を読むのはかなりキツイと思います。
読めない漢字は書けないし、漢字だけ練習しても文章の中で読むことできないなら日常でもかなり苦労していることでしょう。
カタカナも半分くらい書いたり出来ないみたいだし、特別支援を受ける方向で考えたほうがいいのかもしれない。
とはいえ、長男の小学校入学時は
「ひらがなも全然読めないし、何とかしないと!」
と、色々なところに出向いて検査をしていただきました。
育休でもなく、フルタイムで働いている現在、すでに自分のパワーがそこまではなく頑張れる気がしません。。。
療育センターに相談したほうがいいのかな?
まずは小学校だろうか??
さらに、私のストレス源になっている家庭学習。
家で勉強を見ずに外注したほうがいいんだろうか…。
次男も、長男に劣らずかなり重症のような気がしてきました。
という訳で、今年は次男にかかりきりになりそうです。
子どものうち、一人くらいお勉強が人並みに出来たっていいじゃないの~神様~!
なんの罰ゲームなのっっ!!
久々に愚痴めいたエントリーになっちゃいました。
追記:
その後、特別支援コーディネーターの方とお話して、小3の次男については取り出しの授業をしてもらえるようお願いしました。
週1〜2時間程度、国語と算数をマンツーマンに近い形で補習をしてもらう事になりました。
4年生からはことばの教室に通っています。
ではまた。
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