「自分から勉強する子になってくれないかなぁ」
「勉強ができなくて自信を持てない子に、うまく自信をつけさせる方法はないかしら」
新たに家庭学習本を購入したのと、以前から家にある本を読み返してみました。
「自分からどんどん勉強する子になる本」ー勉強嫌いの子でもたった2週刊で学習習慣がつく!ー
杉並の小学校の先生が書いた本です。Amazonのあなたへのオススメに出てきてポチりました。
子どもの全力を引き出し、ひとりも落ちこぼれさせないことをモットーに教育実践をされているそうです。
数分単位で授業内容を変えていく「ユニット授業」の提唱者ということでした。
ひとりも落ちこぼれないってスゴいなぁ。
おそらく、その中に特別支援が必要な子どもたちがいるはず!
うちの子もその中に入れてくれませんかねぇ…。
どんどん勉強する子に…なって欲しい!本当に!!!
さて、ではどんな方法でどんどん勉強する子になるのでしょうか?
帯にもある通り、コンセプトは「勉強を、楽しい遊びに変えてしまうこと」
辛く、苦しいお勉強とはおさらば!!!
目次
「自分からどんどん勉強する子になる本」を読んでなるほど!と思った6つのこと
スモールステップという、少しずつ取り組んで「できる」を増やしていくと自分から勉強するようになっていくようです。
読んでみて、「なるほど!」と思った項目についてご紹介します。
勉強をゲーム化する「楽習」のススメ
勉強とは、真面目に、正しく、教科書通りにするべきものと思っていませんか?
勉強が楽しくなり、好きになり、したくなる。その目的が達成できれば、方法はなんでもいいのです。
たとえば、子どもの好きなことをきっかけに、勉強の入り口を広げていけば、おもしろいと興味を持ってくれます。
「伸びている」実感でどんどん楽しく
私の授業を受けている子たちは、楽しいからどんどん勉強します。
同じことや繰り返しの勉強も、やり方を工夫してやるので、文句なくやり続けます。
続けていると、自分に力がついてくるのを実感します。
そうすると、できるようになるためにはある程度の反復学習が必要なんだな、ということが理屈ではなく体感でわかってくる。
勉強の必要性がわかると、
「どうしてやらなきゃいけないの」
なんて言わなくなります。
小学校の間に基礎学力を養うのが大切
小学校の間に「基礎学力」をしっかり養うことが、中学校でつまづかないためにも必要です。
中でも重要なのは「読み書き計算」です。
基礎学力は低学年の勉強を徹底的に繰り返し、何度もすることでついてきます。
10マス計算なら100問を2-3分でできるようになるまで、漢字なら1.2年生の漢字を間違わず全部書けるようになるまで。
ポイントは同じ問題を繰り返し、完璧にできるようになるまでやることです。
そうすることで基礎学力が着実につき、自信もついてきます。
ただ、読み書き障害のあるお子さんに「小学校1,2年の漢字を完璧にするまで反復学習で取り組ませることについては厳しい可能性があります。
比較的得意で反復しても嫌がらない課題から取り組ませるのが良いでしょう。
1分から出来るユニット学習
「楽しい勉強」にするために、ぜひ知っていただきたいことが、
「子どもの集中力は短時間しか続かない」
ということです。
反対に言えば、子どもに集中させるには、ひとつの勉強を5分や10分、15分に収める必要があるのです。
キッチンタイマー、ストップウォッチを使って子どもに集中させるのが良いでしょう。
オススメ学習
どの子も夢中になる「10マス計算」。
これだとすぐに終わり、慣れれば数秒でできるので、とても達成感があります。
この際、タイムを測って親と競争したり、記録更新に挑戦したりしたら、子どもはめちゃくちゃ頑張ります。
10マス計算はどんな勉強嫌いの子でも必ずハマる、魔法のようなアイテムです。
毎日の生活に「勉強のタネ」はたくさんある
「宿題の時間」「勉強の時間」と決めてしまって、机に向かってする勉強だけが、勉強ではありません。
普段の生活の中で、遊びの中で、学べることはたくさんあります。
生きる事は、すべてが勉強。
実生活の中には、親が教えられることがいっぱいあります。
普段の生活の中で、子どもが興味を示したことに、すかさず反応して、そこを掘り下げてみる。
そうやって、「もう一歩」踏み込んでみることで、子どもの知識、好奇心はどんどん広がっていきます。
「何でも教材にしてやろう」
という心がけが大切です。
実践編
という訳で、まずは10マス計算から取り組んでみました。
「こういうのあったらいいなぁ」
と思うものがフリーで落ちているネットのありがたさよ。
感謝感激。
あまりにも100マス計算が有名で、10マス計算なんてものがあるとは知らず。
確かに親も子も気がラクだわ!
掛け算を兄弟で取り組ませました。
兄は10秒台で間違いなし、弟は1分半前後をウロウロ、しかも必ず1,2個間違えるという…。
今まではタブレットの無料アプリで練習させていたけれど、10マス計算ならば親もどこが間違っているのか理解することができますね。
それから、虫食い算の無料ドリルも発見しました。
まだ取り組んではいませんが、3年生の次男には割り算の準備段階としていい教材になると思います。
まとめ
この学習法も、小5,小3の息子に1学期間くらいは取り組ませられたような気がします。
家庭学習って本当に続けることが大変なんですね…。
ただ、小学校4年生くらいまでは親が見てあげてもいいくらいの難易度だと思うので、Amazonでいろいろドリルや本を読み漁ってみてもいいと思います。
我が家の子どもは、
「とりあえず、親からやろうと言われたことはとりあえずやってみる」
という姿勢はあるので思いついたことをいろいろやらせちゃってるところが申し訳ないというか…。
家では全く学習をやりたがらない、やらせようとするだけで大変…というご家庭の参考にならなくてすみませんです。
良かったら、スモールステップで取り組んでみてください♪
ではまた♪
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