[セミナー]不登校の半数がLD傾向!読み書き障害・保護者向けセミナー報告

「読み書き障害の子を持つ保護者ができることはなんだろう」

「LDの研究をしている人の話を聞いてみたい」

療育センターで読み書き障害のある子の親の会でいろいろと情報を頂き、直近で開催されるセミナーに参加してきました。

高田馬場

高田馬場にGO!

午前は読み書き障害についての講義、午後はタブレットを生活にどう生かすかという内容でした。

ここに向かうまでの間に、読んでいた本はこちら。

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で、講義してくださった先生がこの本と似たようなお話されてるな〜って思ったら著者ご本人でした!ビックリ。

読み書き障害については最近ITを用いた対応の進歩が著しく、IT活用の本がここ1、2年で何冊も出ている状況です。

私も何冊か読み書き障害についての本は読んで一通り理解していたつもりでしたが、今回の講義で改めて理解が進んだのでいくつかシェアしたいと思います。

詳しく知りたい方はこの本を読むといいですよ。

読み書き障害についてのセミナーに出て、改めて知ったこと

読み書き障害は、全く字が読めないということではない。

ひらがなは読みが1対1なので読めるが、漢字は複数の読みがあるために読めなかったり、視覚的な問題や音韻を認識することが苦手で読みがたどたどしくなる状態がある。

イメージとしては、外国語を学習したての状態がずっと続いているような状況。

何とか「正確さ」を得ることはできるが「流暢さ」は難しいので正しく読み書きするためにものすごい時間とエネルギーがかかってしまう。

人間の脳には、もともと文字を認識する領域がない。

言葉を話すことは脳に専用領域があるが、文字を認識する分野がない。

人間は、実は図形や音を処理する領域を組み合わせて使って文字の読み書きをしている。

文字の読み書きは、人類誕生時には必要とされてこなかった能力なので、個人差があってもおかしくない。

読み書き障害は、実数にするとかなりの人数になる

読み書き障害は、粒子性と透明性という概念によると音の単位が小さく、読みが多くなる透明性が低くなると出現率が上がる。

英語はアルファベットの音の単位が小さく、発音が単語によって変わるため10%の割合で読み書き障害が出現する。

そのため小学校で多少漢字が苦手で過ごし、中学校に入って英語のみつまづく事例は少なくない。

日本語では2〜4%程度と言われている。

小学生でも700万人に2、4をかけると17万人。

中学生360万人で9万人もの読み書き障害の生徒がいることになる。

学校では四六時中文字を用いた学習を行うため、不登校や反社会行動など二次障害の割合が多い。

東京都内の情緒障害通級指導教室に通っているお子さんを調べたところ、小学校では11%の児童、中学校では50%の生徒がLD(読み書き障害)診断を受けていた。

ADHD、PDDの割合はもっと少ないそうです。

少年院での調査でも、LDの子供は63%に登った。(ADHDは81%)

LDであれば不登校や反社会行動になってしまうということでは無いが、周囲の理解が得られない状況は非常に望ましくないと考えられます。

ただ、保護者の理解があったとしても学校に行って出来ないことが多すぎて本人のプライドが傷つき、小学校から不登校に悩むご家庭はかなり多いようです。

まとめ

ハートネットTVなどで取り上げられている井上智さんも、小中学校で周囲の無理解に苦しみ、不良になるしかなかったと打ち明けていらっしゃいます。

読めなくても、書けなくても、勉強したい―ディスレクシアのオレなりの読み書き

正直、涙なくしては読めません。

字を読むことが苦手だったことで、どれだけ悔しい思いをしてきたか。

学校では教師にバカにされ、会社を興しても字が書けないためうまくいかない。

知的能力に問題がないどころか能力がとても高いことで、なおさら読み書きができないことが苦しくなるということがよくわかりました。

ではまた。

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