「視覚発達支援センターで出される課題は何があるの?」
「自宅で取り組める課題で本当に成果が出るの?」
タイトルの通り、視覚発達支援センターでの定期検診の結果をお知らせします。
視覚発達支援センターで行われた検診の様子
前回の10月の検診では、
- 目と手の協応
- 聞き取りの力の弱さ
などが指摘され、この半年間家庭でコツコツとウィークポイントについて課題に取り組んできました。
長男も頑張り、
- ◯×迷路
- マスコピー
- 点つなぎ
- きくきくドリル
と、全て終わらせることができました。
振り返るとスゴいじゃない?
個人的に嬉しいのは、公文より何よりお金がかからないことだったりしますが…。
逆に、時間はかかります!!
さて、片道2時間近くかけて資格発達支援センターにたどり着き…やっと検査です。
10分程度、苦手なものを中心に検査。
内容は、マスコピー、図形や迷路をはみ出さずに書くことなど。
結果は、全て平均値内におさまりました。
先生曰く、
- 訓練のおかげ
- 薬(コンサータ)のおかげ
- お母さんが横にいたから
複合的なものかもしれませんとのこと。
視覚認知的な問題は特に無いようなので、耳から聞いた情報を記憶したりするワーキングメモリーの方が問題かもしれない。
ということでした。
じゃあワーキングメモリーをなんとかするにはどうしたらいいのか?
「某大学の某研がメジャーなんですけど、解決法がiPad使うとかで、苦手をなんとかするというよりはツールでなんとかしましょうって感じなんですよね」
とのこと。
ワーキングメモリの問題にどう対応する?
ワーキングメモリー関連の課題では、こちら
がメジャーのようです。
こちら、発達に問題ないお子さんの国語力を伸ばすのにもすごく良さそうで、Amazonレビューでも絶賛されてます!
あとは、ことばの教室に専門的な先生がいらっしゃれば相談して教材を教えてもらうのも良いかも、とのこと。
以前長男を見てくださっていた先生が専門なので、今度相談してみようかしら。
もちろん、きくきくドリルもオススメです。
ただ、長男の場合は
「頭で覚えるより、体感的に覚えるタイプなのかもね」
とのこと。
とりあえず、取り組んだ課題は報われていたので良かったです。
やっぱり、若いうちは脳の可塑性があるのかな。
「できないものは仕方ない」
という考えが多少なりともあったので、こんな風に克服できることを知り、考え方を改めたほうが良さそうです。
専門家の方の指導を受けた上で、適切なテキストをご使用くださいね。
半年に1回だと3,150円!格安で検診が受けられる
次回は、こういった課題をせず、薬も飲まず半年後にまた見て頂くことにしました。
一年後だとまた一から検査(15000円。半年だと3150円)らしく…うまいなぁ。
それまでにWISCを取っておくと、デコボコがどう伸びたかわかるとのこと。
就学前に取りっぱなしのWISC、丸二年経つのでもう一度取ってみてもいいかもしれませんね。
医療機関だと検査費がかかるので、療育センターでお願いすると良いとのこと。
これは良いことを伺いました…!!!
まとめ
高校で教えていると、そこで関わる子ども達は、苦手をそのままで来ている子が大半。
どうしたら良いのか…個人でできることが限られていて、諦めモード。
欧米では、
「苦手なまま、ありのままでいいじゃないか」
という教育はやはりマズいとのことで、大学などを中心に学び直しをする動きがあるようです。
日本もそういう大学が増えているような…?
日本の場合、
「学校でしっかり学力をつける」
という発想がそもそも無くて、学力は塾でと言われてしまいます。
通級でも、
「勉強を教えることはしません」
ということでした。
日中のいい時間が本当に勿体無い!と思うのは私だけでしょうか。
この調子で、日常生活でも気にならないのデコボコになるとこちらも心配が減るのですが。
>>かわばた眼科
ではまた♪
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